9月例会
- 2019/9/21
- 例会・活動報告
9月21日、熊本にて9月例会、視察研修を行いました。今回訪問したのは三都町にある通潤酒造(株)と熊本市にある熊本城を訪問し、「熊本の今~復興に向けた取り組みの状況」
を視察してきました。
まず最初に通潤酒造(株)を訪問しました。創業は明治7年(1770年)。地元三都町で作られた
米と地下水を使い創業当時からかわることのない伝統工法を用いて、
独自のお酒を醸されており、明治10年西南戦争時ひは西郷隆盛の本陣となり、
奥の座敷には西郷さんも宿泊したという歴史が息づく酒造です。
そんな歴史のある酒蔵の社長山下泰雄氏を講師としまして、
3年前の熊本地震からどのような復興をし今後どのようなビジネス展開をして
いくがについて社長の想いを交えて講演していただきました。
創業当時の蔵、寛政4年(1972年)に築かれた熊本県最古の酒蔵「寛政蔵」をはじめ
、10棟以上もの酒蔵が損壊し4000リットル以上もの酒が失われ失意の中
山下社長の再起を後押ししたのが、全国で待っていてくださるお客様の声や
SNSを介して広がっていく応援メッセージでした。損壊した寛政蔵をそのまま
再建するのではなく
酒の楽しみ方を発信する「観光酒蔵」として再生し
広域観光の拠点として地域経済の底上げにも寄与したいと
考えておられました。
2019年3月30日「寛政蔵」は新しいかたちの熊本の観光名所の一つとして再興オープンし
おしゃれな家具と蔵前の池で優雅に泳ぐ錦鯉が風情たっぷりで心おちつかせてくれる
空間となっております。
約45分の講演をいただき毎年のように災害が発生している状況のなかで
被災地を訪問しどのように町と連携を取り再建させていくか、またどのようなビジネス
展開を今後やっていくべきかを学んだのではないのでしょうか
次に訪問しました熊本城では、熊本市内の史跡や観光文化を案内されてある熊本観光
を案内されてある熊本観光ボランティアガイドガイドくまもとよかとこ
ご案内人の会により、二の丸広場から加藤神社までを歩いて案内していただきました
懇親会
熊本地震で崩れた石垣や檜を間近で見て2度の大きな地震のすごさを改めて感じさせられました
熊本城周辺の歴史たこれからの復元について詳しく説明をいただき
一日でも早い復旧を目指す熊本城の現状を視察してきました
総務委員会副委員長 佐藤繁