令和5年度
福岡県商工会議所　青年部連合会会長
江﨑 安宏

私は柳川で生まれ育ち、47年間楽しく過ごしています。
働き者の母親と酒癖が悪い親父ですが、愛情たっぷりに育てて頂き、尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

3人の子供にも恵まれ、長男も早く結婚したため今では3人の孫がいます。
先日5歳になる孫から敬老の日に『おじいちゃん、おばあちゃん、大好きだよ！長生きしてね』とメッセージ入りの似顔絵を貰いました。
とても可愛い孫で、嬉しい出来事でした。このような当たり前の日常がいつまでも続いて欲しいと心から思います。

しかし今、日本は様々な課題に直面しています。多くの地方自治体では人口減少・少子高齢化により地域が衰退し続けています。このままでは生活・行政サービスや社会インフラの維持が困難となり、地域経済はさらに縮小していきます。日本各地の900もの自治体が2040年までに消滅すると予測されています。

このままでは、愛する故郷がなくなってしまうのではないかと不安でたまりません。皆さんにも大切な家族がいると思います。その大切な家族がいつまでも幸せに過ごせる地域に、そして子供達がこれから大きくなった時に「この街に生まれてよかった」「この街が大好き」と思ってもらえる地域に発展させる事もまた、我々YEGの使命ではないでしょうか。

『団結は力なり』

令和6年度に福岡県で主管する第44回全国大会は正しく、地域発展に貢献できる最高のコンベンション事業だと思います。我々福岡県連にこの上ないBIGチャンスが到来しました。この全国大会の成功こそが福岡県連の明るい未来、そして福岡県の地域発展へと必ず繋がります。令和5年度はその架け橋となる大切な1年間です。まずは、福岡県連13単会約900名のメンバーがこれまで以上に手と手を取り合い、強固に団結し、様々な課題に立ち向かい挑戦していく必要があります。

福岡県連の団結で乗り越えられない壁は決してありません。こうした思いから令和5年度スローガンは『団結』とさせて頂きました。13単会全ての様々な想いや問題解決の為に膝を突き合わせて、話し合い、時には意見がぶつかり合う事もあるかと思いますが腹を割って話しあえる福岡県連にしたいと思っています。これからの福岡県連の更なる『団結』を目指して邁進して参ります。一年間どうぞよろしくお願い致します。